第2回 VSUG アカデミー※開催終了いたしました。ご来場ありがとうございました!
日時: 2006年9月27日(水) 19:00~21:10 (※18:30受付)場所: ニューオータニガーデンコート 17階 セミナールーム1定員: 80名参加料: 500円
■内容受講対象:プログラミングをはじめる方、.NETに初めて触る方、その他初心者や新入社員の方にオススメです。 ■プログラム
■参加レポート───────────────────────────────
小林弘明さんのレポート:
今回は日本オラクル本社のセミナールームで行われ、オラクル犬ウェンディも駆けつけてお出迎えしていました。セミナー開始時間には、平日の夜にも関わらず70名ほどの参加者で会場が埋まっていました。1コマ目は渡辺 俊史さんの「ADO.NET 2.0によるデータアクセスプログラミング入門」ADO.NETの基礎からはじまり、ADO.NET 2.0での改善点を中心に講義が進められました。基礎的なお話が中心でしたが、デバッグ画面を利用して実際のコーディング方法も併せて解説して下さいました。.NET初心者である私にとってはデータアクセスの知識を整理する意味でも、非常に有意義な講義でした。ADO.NET 2.0における改善点の解説では、OracleとSQL ServerのデータアクセスコードをFactoryクラスを用いることで体系的に記述することが可能となっていると、実際の開発で困っていた点が改善されていると知り、早く2.0を使いたいと感じました。(.NET Framework1.0を使用して開発中なもので。。。)『リソースは確実に開放しましょう』としきりに熱弁されていたのが印象的でした2コマ目は一志 達也さんの「.NET開発者におくるOracle無償開発ツールの徹底活用」はじめにオラクルに対して開発者が持っているイメージに対して1つ1つ解説されました。・大規模開発向けで高い? →中小規模も対象としている →10万円以下の製品もあり、決して高い製品しかないわけではない・Windows向けではない? →Windows独自のもの(サービスなど)にも対応して製品を出している その為に移植が遅くなりはするが、むしろWindowsに特化している部分がある・.NETでの開発支援は? →.NETと統合して開発を支援するツールを無償で提供している次にOracle開発ツールを、デモを交えて解説開発ツールの中で気になったのは、Oracle Database Extentionsfor .NET(ODE.NET)ですね。Oracleデータベースに対して.NET言語でストアドプロシージャを作成可能となる為、SQL Serverを主に対象としている開発者にとってはPL/SQLを覚える手間を省けるということです。ただし、パフォーマンス的にはPL/SQLで記述したほうがいいとのこと。 PL/SQLを扱える開発要員が確保できない場合にはよさそうです。また、Oracleならではの機能を解説 ・変更通知機能 ・データベース側での暗号化処理(少し高めの製品を購入すれば) ・フェイルオーバーこれらのデモではOracle本社でのセミナーだからこそ可能だったものもあり、普段は知識としては知っていてもなかなか見られない機能 (フェイルオーバーでどのような動作が起きるか)を見ることができました。全体的な感想としては、初心者向けの内容が中心で知識の整理として 非常に有意義なものでした。Oracle開発ツールの解説も興味をひくものがあり、また、Oracle本社だからこそできたデモも大変興味深く、Oracle製品も使ってみたいなと思うようになりました。今後もこのようなセミナーへは積極的に参加させて頂きたいと思います。ありがとうございました。
森 博之さんのレポート:
今回は第2回のVSUGアカデミーの様子をレポートさせていただこうとおもいます。普段は、VSUGのフォーラムのほうはでたまに回答させていただいたり、ボランティアスタッフとしてお手伝いさせていただいておりますが、実は第1回のVSUGアカデミーに参加して、講師の方、参加される方もちろんスタッフのみなさんも非常にモチベーション高く感銘を受けたのを覚えています。 そんな訳で今回はそのVSUGアカデミーの第2回。自ずと期待も高まるというものです。当日は仕事の都合で会場への到着が時間ぎりぎりで間に合うかどうかという瀬戸際でした。そんな中、会場となっているオラクル株式会社本社のあるニューオータニガーデンコートの1階には待ってましたとばかりにスタッフのみなさんが出迎えてくださいました。 会場となる17階のセミナールームへ到着するも気持ちのいい挨拶のスタッフのみなさんとなにやら愛くるしいぬいぐるみのような犬、そう、オラクルさんの看板犬、ウエンディがあわてる私を出迎えてくれました。なんでも、正式な社員だそうで、実際に打ち合わせなどにも参加することもあるそうです。 まぁ、そうは言ってももう既にセミナーは始まりつつありますので、ゆっくりウエンディと戯れるのは後ほどの楽しみにして、あわてて会場に入りました。--------------------------------------------------------○ADO.NET 2.0によるデータアクセスプログラミング入門 渡辺 俊史さん 渡辺さんのセッションを見るのは実は初めてなのですが、やさしいくなめらかな語り口調で、自然とその内容にうなずいてしまいました。 内容についてですが、まず前半は、実際のコーディングに必要となる ADO.NETでの技術、データプロバイダやそのクラスライブラリに 関する解説でした。 比較的業務で利用する頻度の高い技術である ADO.NETのインターフェースやクラスなどのライブラリは1.0の部分の解説・問題点から2.0で新たに追加になったものまでやさしく 解説してくださいました。 業務アプリ・DBアプリを作成するのに便利なTipsやDemoも織り交ぜながらの解説で、実際の業務などにも非常に役に立ちそうなものばかりでした。 既にADO.NET知っている人でも、「なるほど」とうなずける内容だったように思います。次に後半では、DataAdapterに加え、新たに追加になった InterfaceやTableAdapterなどの技術とあわせ、非接続型のデータコンテナとなるDataSetについて詳細に解説してくださいました。これらも解説書を詳しく見ないとわからないようなことを優しくデモを交えながら解説してくださったので、こちらも初心者の方はもちろん、既にご存じの方もあらためて納得できる内容だったのではないかと思います。渡辺さんのセミナーはデモを交えたインタラクティブなセミナーで最後まで飽きることない構成となっていましたが、席が一番後ろだったので、実際のコーディングが若干見えづらかったことが少々残念でした。 しかし、資料と合わせて解説を聞くことで、十分理解できる内容だったように思います。-------------------------------------------------------○.NET開発者におくるOracle無償開発ツールの徹底活用 一志 達也さん 一志さんのセッションは実は第1回のVSUG DAYでも見せていただいて、実にユーモラスな語り口調で解説してくださるので、今回も大変期待しておりました。 もちろん、その期待は裏切られることはありませんでした。 まず、Oracleさんでは様々なツールを無償提供しておられることを解説してくださいました。 これらは、厳密にはOracleユーザーに向けて 提供しており(実際、OracleのDBが無いと役に立たないでしょうし(^^;)無償提供している訳ではないが、ODNで自由にダウンロードすることが可能となっているそうです。 ちなみにJDeveloperについては 無償提供だそうです(^o^; 次に、声高に強調されていたいたのが「OracleはWindows/.NETにコミットメントしている」ということ。 Oracleは.NETユーザーに冷たい訳ではない。 実は開発はLinuxから行われるがアーキテクチャの仕組みも異なるWindowsに対して特化して作成しているそうです。ここからもWindowsに対して冷たくないことがわかると思われますが、VSUGへの協賛も行ったり、.NETコンポーネント系で有名なGrapeCityさんとも協業で製品の相互動作検証たり、さらにはMicrosoftのイベントでもあるTechEd 2006にも出展されたそうです。(実は、私も会場で何度もくじを引きに行きました(^^;;;)また、Oracleでは.NET関連ツールも充実しており、VisualStudio2005を離れずに開発ができるOracle Developer Tools for VisualStudio.NET(ODT)をはじめとする多くのツール群も解説してくださいました。 これだけでも、一度使ってみようかなという気になってしまうから不思議です。また、Oracleならではの機能として。行レベルでの更新通知機能やRAC、暗号化などについてもデモを交えて解説してくださいました。 実際、会場となるセミナーの1フロア下に2台のサーバーを設置し、1台をDownさせるという実際にあれば背筋がゾクゾクしそうな状況を 再現させて、それでもまるで何事もなかったかのように稼働している様子が見れました。残念ながら時間の都合で、便利であると前振りのあったSQL Developerについてのデモが見ることができませんでしたが、そのデモはまた次の機会の楽しみとさせてきます。やはり、期待通り今回もユーモラスな語り口調でわかりやすく Oracleの持つさまざまなツール群を解説してくださいました。 Oracleさんが提供してくださっているツール群 が優れていることは十分理解できましたが、やはり、一志さんのセミナーはすっかりOracleの名物セミナーという感じがして、是非また見てみたいと思うような内容でした。---------------------------------------------------全体を通して思うことは、やはり第1回のVSUGアカデミー、第1回のVSUG DAYと今回のVSUGアカデミー。 回を重ねるごとにレベルアップしていることを感じました。 前回に比べてデモも多くなり、内容も興味深く、満足度も高い内容でした。今後のVSUGアカデミーもますます期待できる内容でした。 スピーカーのみなさん、お疲れ様でした(^^)